活字中毒ともいうべき、本がなくては
ならない私。

5歳の息子と、3歳の娘がいます。
子供たちお気に入りの本なども
紹介しています。
コメント&TB大歓迎です。

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引き出しののラブレター/新堂 冬樹
評価:
新堂冬樹
河出書房新社
¥ 1,575
(2009-09-03)

JUGEMテーマ:読書
久しぶりのブログです。
すっかりご無沙汰です。

コツコツ本は読んでいるのですが、なかなかパソコンに向かえず・・・
この本は息子の小学校の母親文庫委員のお母さんが私に選んでくれた本。

映画化もされたので「あ〜あの本」かと読み始まったらおもしろい。

おもしろいというか泣ける。
この寒い冬にまさに心が温まるとはこのことだ。
じわ~っとしみるんだよね〜。

主人公のラジオのパーソナリティーの女性はどうしても、映画の主人公である常盤貴子さんが
私の目の前でトークをしている。
映画は観ていないので想像でしかないが常盤貴子さんでぴったりはまるのだろう。
凛とした一本筋の通った女性。

期待を裏切らない一冊だろう。
天使がいた三十日/新堂 冬樹
4062129647天使がいた三十日新堂 冬樹 講談社 2005-06-21by G-Tools



本屋さんに行くたびに新堂冬樹という名前は目にしていた。いつか読んでみたいとは思っていたが、図書館でとてもステキな表紙の本を見つけたので借りてみた。字も大きいしとても読みやすい。一気に読んでしまった。

今の季節にぴったりの本。クリスマスが舞台の雪が降りしきる中の体が凍えるような寒さが心にしみた。

主人公日吉友哉は、愛する妻、夏乃を交通事故で亡くしてからは、抜け殻のような無気力な人間になってしまった。作曲家として名を馳せた男だがもちろん、曲作りなどできるはずもなかった。そして、所属していた音楽プロダクションも辞めてしまう。様々な職業の中からナチュラルフーズという無農薬食品の配送ドライバーに就職する。配達先の大きなお屋敷で買われている犬と出会う。それが彼の運命を変えてくれる。

とても頭の良い犬マリー。あれ、、、ウチの娘の名前と似てるなんて思いつつ。

作風はいま、会いにゆきますと似ている。

本当に天使っているのかな。我が家には時々悪魔に大変身の天使がいますが。。。