今晩、9時からフジテレビで放送の
指先で紡ぐ愛というドラマ、いいお話ですから是非見てください。
実在するご夫婦のお話で、奥様が書かれた本がドラマ化されたのです。
このご夫婦を始めて見たのはたまたま見た「徹子の部屋」です。
そしてこの番組で本が出版されたというのを知り、早速図書館へリクエストしたのでした。
とても衝撃を受けました。
ご主人の福島智さんは、9歳の時に失明、18歳で聴力を失っています。
ですから福島さんは奥様がどんなステキな女性か、声すらも知らない。
それでは意思の疎通はどのようにして
と思いますよね。
ここまで書くと、不幸な夫婦だと思われるかもしれないがお腹を抱えて
笑ってしまうようなおもしろい小説でした。
お2人はちっとも不幸だなんて思っていないのです。
福島さんのお母様が考案なさった「指文字」を使って会話をなさるのです。
これを習得するには、光沢さんにかなりの時間と労力があったのではないかと思います。
そのスピードといったら、早い早い。
会話をするわけですからピアノを弾く、ワープロの早打ちに匹敵するスピードです。
そんなわけでどこへ行くにも2人は一緒。
福島さんは大学の教授ですから、講義はもちろんのことプライベートな食事の場まで光沢さんは一緒です。
あとはとにかくドラマを見てください。