切れない糸
坂木 司
俺、新井和也。家は商店街によくある町のクリーニング屋さ。新井と洗いをかけた「アライクリーニング店」が屋号。年じゅうアイロンの蒸気に包まれて育った俺は、超寒がりときている。大学卒業をひかえたある日、親父が急死した。就職も決まっていない俺は、しかたなく家業を継ぐことに。おおざっぱな性格の母親、アイロン職人のシゲさん、そして長年パートとして店を盛り立ててくれている松竹梅トリオの松岡さん、竹田さん、梅本さんに助けられ、新たな生活がスタートしたんだ。目下のところクリーニング品の集荷が、俺の主な仕事。毎日、お得意さんの家を訪ねては、衣類を預かってくるというわけ。ところが、あるお得意さんから預かった衣類は…。『青空の卵』『仔羊の巣』『動物園の鳥』で絶賛をあびた坂木司待望の新シリーズ。(Amazonより)
初めて読んだ坂木作品。
いい本に出合えてよかった。
主人公、新井和也は同じ商店街にある喫茶店に勤める沢田との名コンビとも言えるだろう。
友人の沢田君が様々な謎を解明してくれる。
クリーニングという職業を垣間見ることも出来るし、商店街との付き合いなど自分の知らない世界を見ることが出来た。
〜お詫び〜
読み終わってからかなり日数が経過しているので、感想がこれ以上出てきません。
読んでない方は是非!!おすすめです。