活字中毒ともいうべき、本がなくては
ならない私。

5歳の息子と、3歳の娘がいます。
子供たちお気に入りの本なども
紹介しています。
コメント&TB大歓迎です。

なお、記事と無関係のTBはこちらで削除させていただくことがあります。
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ご無沙汰しています。
流星の絆
流星の絆

JUGEMテーマ:読書


あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

元気です。なんとかやってます。
相変わらず生活が忙しくて。
でも本を読む時間はあるんです。寝る前の数十分。
ただ記事にする時間がなくて。

この本も一応ドラマ化される前に読んではいました。
原作はとてもよかった。
もっとシリアスなイメージだったので、ちょっとドラマは
違うかなって個人的な意見です。

一応読んだという報告だけになってしまいますが。
ダイイング・アイ/東野圭吾
ダイイング・アイ
ダイイング・アイ
東野 圭吾


我が家で第一号が出てしまった。今、世間を流行らせているインフルエンザだ。それは私。子供より先にかかるなんて。今は平熱に下がったので読者三昧である。こんな幸せなことはない。しばらく休んでいた更新も出来そうだ。そう、私の勤めるお店は年末年始書き入れ時期なので(どこもそうだろう)私、休みは全く取っていなかった。職場の皆さんにも迷惑をかけてしまった。

これはインフルエンザにかかる前に読んだ本なので、記憶が遠ざかっている。
感想はひと言。
最近の東野さん作風変わったかな。
でもこんなの好きですよ。

ただ単に私の覚え書きにしかならない、感想で申し訳ない。

夜明けの街で/東野圭吾
夜明けの街で
夜明けの街で
東野 圭吾
渡部の働く会社に、派遣社員の仲西秋葉がやって来たのは、去年のお盆休み明けだった。僕の目には若く見えたが、彼女は31歳だった。その後、僕らの距離は急速に縮まり、ついに越えてはならない境界線を越えてしまう。しかし、秋葉の家庭は複雑な事情を抱えていた。両親は離婚し、母親は自殺。彼女の横浜の実家では、15年前、父の愛人が殺されるという事件まで起こっていた。殺人現場に倒れていた秋葉は真犯人の容疑をかけられながらも、沈黙を貫いてきた。犯罪者かもしれない女性と不倫の恋に堕ちた渡部の心境は揺れ動く。果たして秋葉は罪を犯したのか。まもなく、事件は時効を迎えようとしていた・・・。

久しぶりの東野作品だったからページを開く前からワクワクしていた。
この本、そんな私を裏切らなかった。
きっと全然おもしろくないよと思う人もいるだろう。
私はそうでない。
中年のおじさんと一般的に言われる普通のサラリーマンが秋葉に惹かれていく。
お互い何となく境界線を越えてしまう。妻子ある身だ。いけないと思いながらも渡部の心は抑えきれない。

と書けば普通の不倫小説じゃないと思ってしまう。
実際私も何故に東野さんが不倫小説を!?と思った。
しかしここはさすが東野さん。
ジャンル分けをするとすれば何だろう???
最初は不倫で始まりミステリー??で終わっている。

東野さんが書くんだもん。ただの不倫小説で終わるわけがないじゃない!!
わたしこういうの好きです。
使命と魂のリミット/東野 圭吾
使命と魂のリミット
使命と魂のリミット
東野 圭吾
心臓外科医を目指す夕紀は、誰にも言えないある目的を胸に秘めていた。その目的を果たすべき日に、手術室を前代未聞の危機が襲う。心の限界に挑む医学サスペンス。

久しぶりのミステリーだったような気がする。
病院が舞台の本は何冊か読んでいるので大丈夫だった。わかりやすい本であるだろう。

犯人の目的は何???という疑問が終始つきまとう話だった。
終盤はもう一気読み。夜ベッドに入ってから本を読むのが好きな私。しかし仕事で疲れている体なので読んでいると自然とまぶたが下りてきてしまう。続きが気になっても仕方なく本を置くという生活が何日も続いてしまった。

読み進めていくうちにどんどん話がクモの巣のように複雑に絡み合っていく。
そのクモの巣に複雑な人間の感情が含まれているから続きが気になりしょうがない。
夕紀がずっと胸に秘めていた想いと、私の序盤から謎だったどうしても知りたい事がラストには全て明かされているのでとてもスッキリだ。

読後はとてもさわやかな気分であった。最近の東野作品には読み手の心を和ませる作品が多いように思う。それがミステリー好きな人には物足りなさを感じさせるかもしれない。
私はこんな癒しのミステリーもいいのではないかと思う。
赤い指/東野 圭吾
4062135264赤い指東野 圭吾 講談社 2006-07-25by G-Tools

直木賞受賞後第一作。構想6年の後に書きあげられた書き下ろし長編小説、ついに登場! 身内の起こした殺人事件に直面した家族の、醜く、愚かな嘘に練馬署の名刑事、加賀恭一郎が立ち向かう。ひとつの事件を中心に描き出されるさまざまな親子像。東野圭吾にしか書き得ない、「家族」の物語。
『放課後』でのデビューから数えてちょうど60冊目にあたる記念碑的作品。


もう読み始まってすぐに辛くなってきた。
加害者の立場、被害者の立場にどちらにしても辛い。
前原昭夫が思いついたこととは・・・・
そんなことが有り得るのか。今の世の中有り得るのかな、それも辛かった。
前原八重子の言動には同じ母親として反感を感じた。子供を愛するがために間違った
愛情を注いでいる。読者からみて許せない母親をよく描いている。
そしてこの夫婦の1人息子である、直巳が終盤までずっと登場しない。
母親を通して今何をしているのか、何を言っていたかなどわかるが直巳が登場しないというのが何故か怖かった。

時間が経てば経つほど家族とりわけ親子の愛情を深さをじわじわと感じる。
どこかの感想に家族愛の本だとあった。
正直読み始めは辛いという気持ちが先で、家族愛だなんてとんでもなかった。
今、結末を知ってざっと読み返してみる。
すると深く深く・・・納得した。

加賀刑事の推理は大雑把でありながら、素晴らしく犯人のウソを見抜いて文句なしに
良かった。


名探偵の掟/東野 圭吾
名探偵の掟
名探偵の掟東野 圭吾 講談社 1996-02売り上げランキング : 771511おすすめ平均 starstar自虐的本格ミステリ・パロディstar少しの息抜きには丁度良いかも。star昼休みの息抜きに!Amazonで詳しく見る by G-Tools


早いものでお仕事を辞めてから、3週間が過ぎようとしている。
またこうして、読書の時間ができ図書館に通う事が楽しくなってきた。
お仕事をしている時は読書に全く興味がなかった。
やっぱりこういう生活がメインにあり、お仕事も出来たらいいな〜
なんてそんな楽なお仕事はないと思うけど。

久々のブックレビュー。はっきり言ってネタバレしてると思います。
今回は度々図書館で借りては読めずに返してしまっていたこの本。
題名からして本格的ミステリーかと思いきや、そうではない。
まさに、パロディでおもしろい。

しかし、久しぶりの読書で手に汗握るような本格的ミステリーを期待していた私は、
読む時期を間違えたかなと思った。
本格的ミステリーを読んだあとで、疲れた頭を癒しながら読みたかった。

そう、凝り固まった頭をほぐすにはもってこいの本かもしれない。

金田一耕介ならぬ、よれよれのスーツにもじゃもじゃ頭、古びたステッキがトレードマークの名探偵天下一大五郎と、いつも見当はずれな推理を振り回す脇役の刑事に大河原番三。

主人公天下一が、真犯人を見つけ出すのであって、間違っても脇役の刑事が真犯人に近づいてはいけない。
名台詞とともに、読者の視点でというか読者はミステリーにおいて何を期待しているか
など、読者の気持ちを登場人物が考えてくれる。

ミステリーによくある言葉「ダイイングメッセージ」や「密室殺人」「アリバイ崩し」
などよく耳にする言葉がたくさん出てくる。

ミステリーが大好きな人はもちろん、入門編としても楽しめるだろう。

黒笑小説/東野圭吾
4087747549黒笑小説東野 圭吾 集英社 2005-04by G-Tools


まさに題名どおりのブラックユーモアに溢れる小説です。
文壇ストーリーが多いです。私は楽しく読めましたグッド

文壇の世界の裏側が垣間見れるというか。事実かどうかは別として。
ちょうど東野圭吾さん、直木賞受賞前にこの本を読み始めたので、
東野さん自身こんな気持ちで発表を待ち望んでいるのかなといった
感じです。

「巨乳妄想症候群」
目に入るもの全てが女性の乳房に見えてしまう男性の話、という下ネタもあり。この男性の職業がイラストレーター。PCでゲームのキャラクターを描く仕事をしているが、消費者やクライアントは巨乳の女性を求めていると信じ、もっと大きくとしているうちに妄想が出てしまう。
この男性はこれじゃいかんと友人の精神科医に診察をしてもらう。薬を処方してもらうが・・・

「モテモテ・スプレー」
ドラえもんじゃないんだからという話も。

そしてうちの子供たちの年齢の子を持つ親ならある、あるとうなずいてしまう話がこれ。
「臨海家族」
川島家は夫婦と娘が1人の3人家族。
うちは息子のほうがこの娘にあたります。まさにぴったり。

ここからの話は我が家の話です。
また今月から日曜日の朝の新しい戦い物の番組が始まりました。
次から次へと新しいキャラクターが登場し、その度に新しいおもちゃが
おもちゃやさんに並びます。そして息子の友達が持っているのを見ると、
息子も同じものを欲しくなってしまう。しかし、そう次から次へと買えないので1つだけ買いあとは我慢させていますが。

この我が家と同じ話が「臨海家族」の川島家でも起こっているのです。

そしておもちゃメーカーではこんな会議をしていたのかという、裏事情も。
久しぶり!東野圭吾作品/『容疑者Xの献身』・東野圭吾
4163238603容疑者Xの献身東野 圭吾 文藝春秋 2005-08-25by G-Tools


数学だけが生きがいだった男の純愛ミステリ
天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。湯川は果たして真実に迫れるか (Amazonより)


東野圭吾作品、久しぶりでした。
やっぱり、おもしろい!!

こういう本のレビューはどこまで感想を述べたら良いのか、
本当に迷いますね。
犯人は最初にわかっているけど、トリックが隠されている。
どのように隠蔽工作を行ったのか?

私は数学・物理ともに学生の頃は大の苦手科目だったのですが、
それでも数学の天才と名をはせた高校教師、石神と大学の物理の
教授、湯川とのやりとりはなるほど、納得でした。

ラストは純愛ともいうべき、数学一筋で生きてきた石神の
思いがありました。

ネタバレ大丈夫?
それだけが心配。。。
ミステリーファンならぜひともオススメなので。