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評価:
湊 かなえ
双葉社
¥ 1,470
(2008-08-05)
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本屋大賞を受賞され注目された作品だ。賛否両論と色々取り沙汰された。
図書館に予約してから何ヶ月たったか。もうまもなく順番が回ってくるという頃、
読むのが怖くなってしまっていた。
図書館から連絡が来たら断ろうとまで考えていた。
そんな私が読むきっかけになったのが、息子の友達のお母さんに一気に読んじゃったよと
聞いたからだ。
確かに一気読み。面白いというか読後は複雑である。
なんともいえないこの気持ちは何だろう。
牛乳が苦手になるかもねというのもうなずける。
女性教師が自分の教え子に愛娘を殺されたという衝撃発言から物語りは始まる。
様々な人物の視点から書かれているので、この人は実はこう見てたのかなど
ふむふむとページは進んでいく。
しかし途中ふと疑問がわく。
女性教師の行為は許されるのか??
法の下でという意味で。
そこに触れていないのだから、いいのか・・・