風が強く吹いている
三浦 しをん
箱根の山は蜃気楼ではない。襷をつないで上っていける、俺たちなら。才能に恵まれ、走ることを愛しながら走ることから見放されかけていた清瀬灰二と蔵原走。奇跡のような出会いから、二人は無謀にも陸上とかけ離れていた者と箱根駅伝に挑む。たった十人で。それぞれの「頂点」をめざして…。長距離を走る(=生きる)ために必要な真の「強さ」を謳いあげた書下ろし1200枚!超ストレートな青春小説。最強の直木賞受賞第一作。
はじめて読んだ三浦しをんさんの小説。
すっごいな〜箱根駅伝についてかなり調べて書き上げたのだろう。
努力がわかる作品だ。今年の箱根駅伝はちょっと他人事ではない気がして観ていた。
あともう少しで三浦さんの本が借りられるという期待を胸に。。。
読了日は19日夜。感動が少し薄れてしまった。
失敗だ。せめてメモを残しておくべきだった。
箱根駅伝に挑む男達。このメンバーは築年数が古いので倒壊寸前のボロアパートで共同生活をしている。何かと理由をつけては双子の兄弟の部屋に集まり飲み会が始まる。
読んでいてその臭いが漂ってくる。朝晩の練習に疲れ果て、彼らはお風呂に入る暇もないのだ。台所は共同。お風呂は近くの銭湯に行くか大家さんの家で入らせてもらう。
食事は当番制にして、しっかり栄養管理をしている。きちんとした体を作るためにサプリメントも欠かせない。メンバーは運動経験のある者から運動音痴のものまで様々だ。
それぞれの長所、短所をリーダーである清瀬が見極め、どの区間を誰が走るか割り振る。
それがとても絶妙なのだ。
『一瞬の風になれ』を読んだあとでのまた走るという話。
私ももう陸上に関して素人ではない気がしてきた。
来年の箱根陸上を見る前にもう一度再読してみようかなと思う。
先日の直木賞ラジオで聞いてたけど
散々だったみたいね。
人間が決めるからしょうがないのかも
知れないけど審査員って。。。。
色んなコンテストでも色々もめているし。。
そうなんだよね〜
直木賞の該当者なしなんて。。。
色々想像していただけにあちこちで
がっかりの感想を見るよ。
もう〜感動しましたね〜。
箱根本番は途中でやめられず苦しかったです(笑)
来年の箱根駅伝は是非見たいですね!
見なくちゃ!
箱根駅伝の道、実際に行ってみたいです。
私は車で(笑)