活字中毒ともいうべき、本がなくては
ならない私。

5歳の息子と、3歳の娘がいます。
子供たちお気に入りの本なども
紹介しています。
コメント&TB大歓迎です。

なお、記事と無関係のTBはこちらで削除させていただくことがあります。
<< October 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

<< カシオペアの丘で(上)/重松 清 | main | 晩夏に捧ぐ・成風堂書店事件メモ 出張編/大崎 梢 >>
カシオペアの丘で(下)/重松 清
カシオペアの丘で(下)
カシオペアの丘で(下)
重松 清

下巻も読了。
上巻より下巻の方が重松節というかとても心に残る文章がたくさんあった。
カシオペアの丘から見る星空が美しいように、キザじゃないとても良い言葉が
天の川のように長い文章となって見事に物語を構成しているのだ。

内容はというと、上巻で疑問だった点、どうしても理解できなかった4人(トシ、
シュン、ユウ、ミッチョ)それぞれの気持ちが明らかになる。子供の頃から抱えていた様々な想いがやっとわかった。
私もわかったし、4人がお互いの気持ちを理解することが出来て本当に良かったと
思えた。

日に日に体力が落ちていくシュン。彼を取り巻く周囲の家族や友人が支える。
シュンは妻と息子もこの友人に加えて欲しいと願う。友人達もそうしたいと願う。

この話は最初から「許す」「許される」という言葉が繰り返されてきた。
登場人物それぞれがこの気持ちを持っているのだ。お互いをそして自分自身を…

ラストはなんとなく予想していた通りの展開である。
ラストは段々しぼんだ風船のようにシューっと小さくなっていくような感じであまり
重くない。私はもう少し重みが欲しかった。
最後のページから5、60ページ当たりはいつの間にか泣いていた。
号泣ではない、じわーっと涙が目にたまってくるのを感じた。
スポンサーサイト
読みました〜。
赦しを乞うのと、赦す方ではどっちが難しくて辛いんだろう?と考えました。シュンの、自分の余命が分かってから、トシやミッチョへの贖罪の気持ちと、祖父への憤り、なにに赦してほしいのか、赦すべきなのか、って変化する気持ちが丁寧で、3人の関係を見守っていた感じでした。

でも正直、川原さん一家の不幸はいらなかった気もします。
それに、私なら夫を赦せるでしょうか?
もし自分が典子の立場だったら、どんな気持ちでラスト、丘へやって来れるというのでしょ〜〜。
じゃじゃまま | 2007/09/29 22:20
じゃじゃままさんへ

遅くなりましてすみません。
そうか〜そういう見解もありますか〜
辛い事件がこの物語にどうかかわって
いるのか難しいですね。

じゃじゃままさんの感想にいつも
なるほど〜とうなっている私がいます。
私とは違う面から物語をみている気が
するから。
いい意味でですよ。勉強になってます。
とも | 2007/10/05 16:45
COMMENT









Trackback URL
http://book-yu10mari.jugem.jp/trackback/140
TRACKBACK
今日が土曜日でよかった。朝ちょっとだけ読み始めたら、ず~~~っと一日中読み続けてしまった。上下巻。 4人の幼なじみ。市を牛耳るほどの力を持った家に生まれたシュン。 シュンの祖父の下した決断によって父を失い、そのことが原因で事故に遭い障害者となってしまった
カシオペアの丘で 重松清著。 | じゃじゃままブックレビュー | 2007/09/29 22:14