楽園 下
宮部 みゆき
そうかなるほど読み終えて作者のあとがきそして、その次ページに書いてある産経新聞の連載物だったことを初めて知った。なかなか一気に書き上げるのはムリなことだろうと素人の私から見ても伺い知ることができる。とても丁寧に事細かく書かれている。そうなのだ、前回の記事の最後にこんな言葉を残した。それは心配ない。うやむやには決して終わっていない。この人は終わらせないのだ。宮部さんは“そういう人だ”。文中何度となく、この言葉を読んだ。ありがとう宮部さん。この文章書いていてつらかっただろう。でも負けずに書いてくれた。読者に読後不快感を与えることなく気持ちが晴れ晴れさえした。温かい気持ちだ。このラストで良かった。私に思わぬプレゼントを与えてくれた。
途中、なんでこんなまどろっこしいんだろうと何度思ったか。問題への答えが必ずあるはずだ。そこへの糸口が見えるようで話がずれているのではないか?といつの間にか宮部さんに問いかけていた。久しぶりに読んだ上下巻は長かった。
しかしインフルエンザで寝室に隔離されて時間を持て余している私にはうってつけの本だった。この年末とても忙しい時期に大掃除も何もあったもんじゃない。移してしまうからというのを良いことに何もしない。まだしばらくは感染力があるから油断はできない。昨日は家族は餅つきだ〜お客さんきたよとか忙しそう。私には申し訳ないが関係ない。
今年も残すところわずかとなりました。皆さま良いお年をお迎えください。
あけおめ♪
ごめんね、返事遅くなっちゃって(^_^;)
等君の描いた絵で、一つの事件で、いろんな人の人生が絡み合って、すごいな、って思いました。宮部さん。
絡まりしすぎかな!?と途中、長くて
思うところもありましたがラストまで読むと
すごいですよね。