活字中毒ともいうべき、本がなくては
ならない私。

5歳の息子と、3歳の娘がいます。
子供たちお気に入りの本なども
紹介しています。
コメント&TB大歓迎です。

なお、記事と無関係のTBはこちらで削除させていただくことがあります。
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presents/角田 光代
4575235393Presents角田 光代 双葉社 2005-12by G-Tools



この本とても書評がいいので読んでみました。
う〜ん、私は今ひとつ。最近号泣してしまう本を読んだからかな。
その日のまえに/重松清があまりにも
私には心にしみたから。

12の話(presents)の本です。
一つ好きな本は、「鍋セット」。東京で一人暮らしを始める娘の
引越しの手伝いに来た母。娘はドラマに出てくるような、フローリングの
ロフトに続く螺旋階段といった部屋を想像していた。

しかし、そんな部屋は家賃が高い。実際は六畳の和室。窓は木枠に
磨りガラス。掃除、片づけが一段落し、母と近所の商店街を歩く。
きっと田舎から出てきた母にはものめずらしかったのだろう。
洋服屋、喫茶店、雑貨屋などをのぞいては、一人はしゃいでいる。

そんな母を娘はうっとうしく思う。もう一度部屋に帰って掃除を、
と言う母に「ここで帰っていい」と言う娘。

本当は夕食をつくってほしい、一緒に布団を並べて寝たい。だけど、
今日泊まってもらうと、明日も泊まっていってもらいたくなりそう。

すると母は「そういえば、鍋を用意してあげるの忘れてた」と。
娘は女性誌で見たル・クルーゼの橙色と高校生のころから憧れていた。
母は、ル・クルーゼとは不釣合いの大・中・小の3点セットを持ってきた。

娘はその鍋セットで上手に料理を作り、好きな男性、女友達に
振舞う事を覚える。

娘が数年後に選んだ職業はフードコーディネーターという肩書きがつく
職業。オープン予定だったり売り上げに伸び悩んでいたりする飲食店に
新メニューを提供するというのが主な仕事。
あの鍋セットは今・・・。

取材に訪れた誰もが言う。「どうして新しいの買わないんですか」と。

母をうっとうしく思う時って誰にでもあるんだ。私にもあった。
そう18,9の頃。今はたまに実家に帰ると、手際よく食卓におかずを
並べてくれる母に感謝している。

私は「お母さん」が出てくる話に弱いことがこの本でわかった。
この文章のはじめに今ひとつと書いたが、今この文章を書いているうちに
じわじわと心が温まってきた。

寒い今の季節にピッタリかもしれません。お気に入りのプレゼントが
あなたに見つかりますように。。。。
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ともさん、こんにちは。
このレビューを読んでいるだけで、本を手にしてみたくなりました。
誰もが母親にそんな感情を抱くものなんですよね。
フードコーディネーターになっちゃうのは出来過ぎだけど(笑)
masako | 2006/02/05 11:42
ともさん、はじめまして。コメントありがとうございました。
本お好きなんですね!!この「Presents」の本、すごく感動したーという類の本ではないのですが、じわじわと心のどこかに残っていて何かの折にふとそういえば同じようなことが・・と思い出すような感じですよね。私も『鍋セット』と『名前』が好きです。
今私も気になっているのが東野圭吾さんです。まだ読んだことがないので近々読んでみようと思っています。ともさんのブログ参考にさせて下さいね!
まだお子様が小さいのでなかなか自由な時間が少ないでしょうが、それでもこんなに読まれているなんてすごいです!
Pink Angel | 2006/02/06 14:39
masakoさんへ

ぜひ、実際の本を手にとって見てください。
装丁がステキです。
ジャケ買いしてしまう人、多いのではないでしょうか。
図書館で借りて読みましたが、帯までついていました。

フードコーディネータは出き過ぎですが、母はうれしいでしょうね。
とも | 2006/02/06 15:28
Pink Angelさんへ
こちらへもコメントうれしいです。
ねっ、読書傾向が似てますよね。
ここまで似ていると、なんだか
うれしいです。


このブログがPink Angelさんの
読書の参考になるとうれしいです。

本の感想ですが、ネタバレしない程度に
感想を述べるというのは私も難しい
ところです。
でも、あまり考えてしまうと書けなく
なってしまうので、素直にこの本いいから
読んでみてっていう気持ちを伝わるような
記事を目指してます。
とも | 2006/02/06 15:34
自分が思ったように
いつか娘にそう思われる日が来るのか?
そう思うと今、お母さんお母さん
言ってくる娘がいとおしくなります。
♪♪やまひろ♪♪ | 2006/02/06 20:16
やまちゃんへ

そうだね。私も最近そのことを感じるので
お母さんものに弱い。
今になって母の気持ちがわかってきた。
とも | 2006/02/07 08:13
はじめまして♪
先程は、遊びに来て下さってありがとうございました。
最近記事にコメントしようとしたら、コメント欄が出てこなかったので、こちらにさせて頂きました。

古本屋さんの閉店セール。
嬉しいような、悲しいような・・・ですね。
「Jの神話」は、図書館で借りて読んだことは覚えてますが、内容は忘れちゃった。
綾辻さんの「館」シリーズは、文庫本全部揃えてます。
でも、私は「囁き」シリーズの方が好きなんですけどね(笑)
これって、少数派やと思いますが。

今日、図書館に行って来て、またまた沢山借りたので、とっても楽しみです。
すみれ | 2006/02/09 16:23
すみれさんへ

早速の訪問ありがとうございます。
うれしいです♪

すみれさん、幅広いジャンルの
読書家ですね。

すみれさんの更新記事楽しみに
していますね。
とも | 2006/02/09 16:39
はじめまして。「鍋セット」よかったですよね。お母さんのこと鬱陶しく思いながらも、でも甘えたい。お母さんの作った料理を恋しく思う娘の気持ちも切なくなって、私もお母さんの話結構弱いです。
「もう帰っていいよ」っていう娘に、そんなこといったらお母さん悲しんじゃうよ〜と思いながら読んでましたが、お母さんあまり気にしてなかったみたいですね。(笑)

私は「初キス」と「ヴェール」がお気に入りでした。
じゃじゃまま | 2006/03/24 15:40
じゃじゃままさんへ

はじめまして。やっぱりお母さんもの弱いですか?
「ヴェール」もよかったですよね。

また遊びに来てくださいね。
とも | 2006/03/24 20:19
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はじめて角田氏の作品読みました。 どれもこれも胸がキュンと切なくなるようなお話ばかりで、時には悲しくなったり、時には励まされたりと珠玉の短編集とでもいうのでしょうかね。 個人的には「初キス」と「ヴェール」が好きかな。 中学生の初恋、可愛いじゃないですか
Presents 角田光代著。 | じゃじゃままブックレビュー | 2006/03/24 15:36