久しぶり!東野圭吾作品/『容疑者Xの献身』・東野圭吾
2005.11.24 Thursday
数学だけが生きがいだった男の純愛ミステリ
天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。湯川は果たして真実に迫れるか (Amazonより)
東野圭吾作品、久しぶりでした。
やっぱり、おもしろい!!
こういう本のレビューはどこまで感想を述べたら良いのか、
本当に迷いますね。
犯人は最初にわかっているけど、トリックが隠されている。
どのように隠蔽工作を行ったのか?
私は数学・物理ともに学生の頃は大の苦手科目だったのですが、
それでも数学の天才と名をはせた高校教師、石神と大学の物理の
教授、湯川とのやりとりはなるほど、納得でした。
ラストは純愛ともいうべき、数学一筋で生きてきた石神の
思いがありました。
ネタバレ大丈夫?
それだけが心配。。。
ミステリーファンならぜひともオススメなので。
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ミステリを愛読する人は、一体どのくらいいるのだろうか?このジャンルはかなり人気の高く、これまで様々な作品が発刊されてきた。犯罪やその手口、あるいは捜査方法というものは時代とともに変化するため、世相の反映された作品を描きやすいのだろう。ミステリ作品を買
他人様をたぶらかすことに無上の喜びを感じるペテン師の「私」はたぶらかされることにも快感を覚えるタチなものだから、小説は謎解き型のミステリーを好んで読む。なかなか快感傑作はないのだが、これは完璧であったよ。
「さすが!」というほかない本格ミステリー。
トリックも相当練り込まれていて、
最後の最後まで真相が解りません。
しかも「純愛ミステリー」と呼ぶに相応しく、
主人公の数学者・石神がみせる愛のかたちに涙します。
“読ませる”本格ものを読みたい人には、ぜひ
私が本格的に本を読み出した頃に、ある1人の作家の既刊書を買い漁ったことがありました。
既に文庫化されていたので、文庫にして約30冊近くでしょうか?
同じ出版社から出ている文庫であれば、名前の下の通し番号?を順に揃え、
買ったばかりの本棚に端から並べて行
容疑者Xの献身 | イイオンナの為の「本ジャンキー」道 | 2005/12/01 00:42
容疑者Xの献身東野 圭吾 文藝春秋 2005-08-25by G-Tools
ネタバレあり!でもラストだけは言わない!
高校の数学教師・石神は、隣人・靖子に思いをよせています。毎日彼女の顔を見に、彼女の働くお弁当屋さんに、弁当を買いに行くのが日課です。ある夜、石神は、靖
東野圭吾さんの「容疑者Xの献身」 先日、この小説を寝る前に読み始め、ついつい夢中になって、寝ずに一気に読み終えてしまいました。気づけば夜中の4時を過ぎていました。 おもしろい! ストーリーですが、 主人公の石神は、天才的な数学の才能を持っているが、今
容疑者Xの献身について、作家の二階堂黎人さんが自身のHP内、2005.11.28の記事で、この作品の真相として意見を述べられています。
ただ、自分は個人的に二階堂黎人さんの見解に納得できない点が多かったので、ここで自分の意見を述べたいと思います。
ネタばれ要素
容疑者Xの献身東野 圭吾文藝春秋2005-08-25by G-Tools
数学だけが生きがいだった男の純愛ミステリ
天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。湯川は果たして真実に迫れるかまさに献身−純愛とはこういうもののこと
東野圭吾さん初ですが、物語の面白さに明け方まで一気に読んでしまいました。 ミス
容疑者Xの献身 | Sasaki-Blood | 2006/03/26 01:51
私は本好きだけど、真性の「ミステリー愛読者」ではない。どちらかというと「文学少女のなれの果て」だ。
ミステリー小説も本の一種ではあるから、読むことは読むが、トリックを解くこと自体にはあんまり興味がない。
たぶん私は頭が悪いんだと思う(笑)けど、
遅ればせながら読みました。直木賞受賞作。
どうも私は一人の作家だけを集中して読むということができない性分で、東野圭吾も昨年の夏に【時生】を読んだきりでした。
根が欲張りなので、「あの作家を読まねば」「この作家も読みたい」と気持ちが分散してしまう
容疑者Xの献身?
? 東野 圭吾:著
? 文芸春秋/2005.8/1600円
?数学だけが生きがいだった男の純愛ミステリー。
これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった。
いやそもそも、この世に存在することさえ知らなかった。
運命の数式。命がけの純愛が生
久々に読書で徹夜しました。
結末が気になって最後まで一気に読んでしまいました。
直木賞受賞作品なだけあって、たとえ賛否両論だとしても
納得できる部分も多いと思います。
理系出身の作家が書くミステリーなので、理系の人は特に読みやすいのでは
と思います。
やられたよ~! 「秘密」や「手紙」みたいに、東野氏の作品って最後にドッと泣かせたり、衝撃!があるよね。周囲では「人物が書ききれてない」等とそれほど好印象じゃなかったので、逆に醒めた気持ちで読んだせいか、私はよかったと思う。 正直今までのガリレオシリーズ
「容疑者Xの献身」東野圭吾著、読んでみました。「東野圭吾」著、10作目。図書館で随分前に予約したのがようやく順番になりました。「直木賞受賞作」だったんですね。本の帯は的外れで売る為に煽情的なのが多いんだけど「運命の数式。命がけの純愛
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- | - | 2007/06/21 18:25
本屋で買おうか迷ったんですが。
東野作品は好きなので買ってみようかなと思います。
この本、読みたかったんですよ〜。
確か、新聞の書評欄にのってて気になってたんです。
ともさんの文読んだら余計読みたくなってきました。
どうやら本の趣味があいそうですね。
こちらの感想待ってますね。
こんばんは。
東野ファンとしては新作気になりますよね。
ミステリーでありながら、ほろっとしますよ。
ネタバレしちゃうから書けませんが
最後の方は「!」って感じですよねー。
新作がまた楽しみですね。
コメントありがとうございます。
最後何かあるなとは思ってましたが、
やられました〜
ラスト「!」、ですよね〜
『名探偵の掟』未読なのでそのうち、
読みたいです。
どうやら本の趣味が似ていそうなのでTBさせていただきました。
たしかにこのテの本のレビューって、どこまで書いて良いか悩みますよね。
ともさんの読書中の伊坂幸太郎も恩田陸も、私の大好きな作家です。
TB&コメントありがとうございます。
先ほどこばけんさんのブログ拝見させて
いただきました。本の趣味合いそうですね。
本の好き嫌いがあり、途中で挫折すること
しばしばです。。。
今日もまた、図書館で借りてきてしまいました。
返しにいったはずが、読みたい本があるとつい…
なんですよ。
結局読まないで返しちゃうんですけどね。
今後ともよろしくお願いします(^^)
容疑者Xの献身について個人的な感想をTBさせていただきました。
よろしかったらご意見お聞かせください(^^)
モーラさんのブログ拝見いたしました。
コメント、TBありがとうございます。
確かに真相は読み手それぞれにあるのでしょうね。
モーラさんのように深読みしていなかったなという
感想を持ちました。
私は単純によかったです。
私も読みました。もう〜泣きました(>_<)
本当にこういう作品は感想に困りますね。
私も悩みながら感想書きました。
で、湯川シリーズ未読でしたので現在『探偵ガリレオ』読んでいます。なかなか面白いです(*^-^*)
TBさせていただきました。
TBありがとうございます。
私も後ほどうかがいます。
私は『探偵ガリレオ』図書館で借りてます。
まだ読んでませんが。。。
やられましたね!本当に。他のガリレオシリーズは全然駄目だったんですけど、「容疑者Xの献身」はよかったです。
そういうことね!!って「!」マークたくさんでした。
まだまだ人気は衰えないですね、この本も。
ラストは納得!納得!ですよね。