活字中毒ともいうべき、本がなくては
ならない私。

5歳の息子と、3歳の娘がいます。
子供たちお気に入りの本なども
紹介しています。
コメント&TB大歓迎です。

なお、記事と無関係のTBはこちらで削除させていただくことがあります。
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2006年を目前にして・・・
このブログを訪れてくださる皆さまへ、今日中にご挨拶をと思いまして。

今年は私にとって実りの1年となりました。
ブログに挑戦したこと。ブログを通してお友達が増えたこと。
それにより、私の知らない本がたくさんあり、様々な作家さんの
本が読めたこと。

今まであまり感じていませんでしたが、途中であきやすいので
挫折本が多いこと。それが図書館本のいいところでもありますが。

ブログをやって感じたことは私がおもしろいと思った本でも、
他の人はそうとは思わない。人それぞれ感じ方が違うのが当たり前だし。
だから私に挫折があってもいいかな。
それに挫折をおそれていると、新しい作家さんと出会えなくなって
しまうので、やっぱり色々と挑戦して、ダメならダメでいいじゃないか、
と思うわけであります。

来年もいい本をたくさん読みたいです。
そしてみなさんに紹介したい。

しか〜〜〜し、来年4月より私のパートが始まります。
勤務先はまだ未定ですが、今からドキドキです。
今より本を読む時間は減るだろうと思うと、残念です。

また来年も時間を見つけてブログの更新を続けますので、
遊びに来たときはコメントをいただけると励みになりますので
よろしくお願いします。

購入本
おすすめ文庫王国 2005年度版
本の雑誌編集部編本の雑誌社 (2005.12)通常24時間以内に発送します。


隠居の日向ぼっこ
杉浦 日向子著新潮社 (2005.9)通常24時間以内に発送します。


おすすめ文庫王国2005年度版はあっという間に読んでしまった。本は薄いけど内容は濃い。時代小説、国内ミステリーなどジャンル別ベスト10でわかれていて、とても気になる本ばかりで早速購入しようと思ってる本の一部。

購入したい本
ブーツ松本清張傑作短篇コレクション/松本清張(宮部みゆき責任編集)
上・中・下(全3巻)
松本清張の名作短篇に、選者の宮部みゆきが前口上を加えている。
たとえば下巻の巻頭には、宮部さんが未読の清張作品の、その題名をもとにストーリーを予測し、「自分ならこんな話しにする」といった遊びが紹介されている。清張作品をまだ1冊も読んだことのない私にぴったりかも。。。
図書館の本を借りようと思っても、本が古い、字が小さいで遠ざかっていた。以前Amazonでこの本を見つけたことがあったが、そのままになってしまいすっかり忘れていた。しかし、こうやって紹介されているのを見ると、やっぱり購入するべき。

隠居のぼっこは前にTVで紹介されていたから。後日、記事にしたいです。
メロメロパークって何だ〜?
ひなたでゆるりのリサさんのスノウちゃんを見て、おもしろそうなので
メロメロパーク登録してみました。

名前はサラです。
記事を書けば書くほど、外見や性格が変わっていくそうです。記事の中の言葉を覚えていくらしくて、どんな姿に成長するのでしょう。

よ〜し、気合入れて記事書くぞ〜っと。
天使がいた三十日/新堂 冬樹
4062129647天使がいた三十日新堂 冬樹 講談社 2005-06-21by G-Tools



本屋さんに行くたびに新堂冬樹という名前は目にしていた。いつか読んでみたいとは思っていたが、図書館でとてもステキな表紙の本を見つけたので借りてみた。字も大きいしとても読みやすい。一気に読んでしまった。

今の季節にぴったりの本。クリスマスが舞台の雪が降りしきる中の体が凍えるような寒さが心にしみた。

主人公日吉友哉は、愛する妻、夏乃を交通事故で亡くしてからは、抜け殻のような無気力な人間になってしまった。作曲家として名を馳せた男だがもちろん、曲作りなどできるはずもなかった。そして、所属していた音楽プロダクションも辞めてしまう。様々な職業の中からナチュラルフーズという無農薬食品の配送ドライバーに就職する。配達先の大きなお屋敷で買われている犬と出会う。それが彼の運命を変えてくれる。

とても頭の良い犬マリー。あれ、、、ウチの娘の名前と似てるなんて思いつつ。

作風はいま、会いにゆきますと似ている。

本当に天使っているのかな。我が家には時々悪魔に大変身の天使がいますが。。。

アッコちゃんの時代/林 真理子
4103631090アッコちゃんの時代林 真理子 新潮社 2005-08-30by G-Tools


男を奪ったことはない。男が私を求めるのだ――煌くバブル期、金と名誉ある男を次々虜にし、女たちの羨望と憎悪を一身に浴びた女子大生を描く恋愛長篇。

林真理子さんの本はあまり好きではない。好きではないのに読んでしまうそんな作家さんの本。今回はどうだったか。
やっぱり…というのが読み始めてすぐの感想。作者にありがちなバブル時代のみんなが花の女子大生、ディスコだ、花金だと浮かれていた頃の時代にさかのぼる。
またこのネタかと思いながら読み始め、それでもぐいぐい引き付けるおもしろさがある。

バブルの頃はまだおこちゃまだった私(ホントよ、ホント)はぴんとこないところもあるが、それでも知っている名前、人物(芸能人など)が出てくるので本当なのかなというのもあって全くわからないわけでもない。林真理子さん事態があの頃と変わらぬ生活を送っているのだろうなと想像してしまう普通の生活をしている私。

しかし、林真理子さんのもう少し違った方向性の物語も読んでみたいと思う。
でいごの花の下に/池永 陽
4087753344でいごの花の下に池永 陽 集英社 2005-08by G-Tools


沖縄の眩しすぎる日差しに浮かぶ男と女の想い。
カメラを残して姿を消した恋人。その死を予感しつつ、女は男の故郷へ。暗い影を湛えた男の過去に何が……。『コンビニ・ララバイ』の著者が贈る、切なくまっすぐな愛の物語。書き下ろし傑作長編!



今年は戦後60年ということで、様々な戦争のドラマが放映されました。

この本には聞きなれない沖縄の言葉がたくさん出てきます。
アメラジアン・沖縄人(ウチナーンチュ)・拝所(うがんじゅ)
キジムナー…etc。

漢字もそれぞれに沖縄の読み方でルビがふってあります。意味も沖縄のおじい、おばあが訳して意味を説明しているので、とてもわかりやすいです。連続ドラマ「ちゅらさん」のおばあが思い浮かびます。
何といってもおばあの人柄がいいです。

沖縄といえば青い海、サンゴ礁、台風、そして戦争。。。
沖縄の人たちの心にはとても深い傷を負っていることをこの本を読んで、
初めて知りました。

目を背けたくなり、同じ子を持つ親としてはやり切れなくなり読むのを辞めようかとも思いましが、その気持ちとは裏腹に勝手に手がページをめくってしまうという感じでした。

沖縄の人たちが台風とどのように向き合っているのかというのも、見ものです。


とうとう師走・・・
あっというまに師走ですね。
どんな年末をお過ごしですか?

私は子供の行事で今月も忙しいです。

11月に読んだ本
ツリー 風味絶佳/山田詠美
ツリー 東京タワー/リリー・フランキー
ツリー 生協の白石さん/白石昌則 東京農工大学の学生の皆さん
ツリー 容疑者Xの献身/東野圭吾
ツリー 死神の精度/伊坂幸太郎
ツリー 酩酊混乱紀行『恐怖の報酬』日記/恩田陸

個人的にお勧めが『東京タワー』です。
私が今年読んだ本の中ではダントツです。
そして後味がよかったのが、『風味絶佳』です。

挫折本も読了本としていれてありますが、記録のためにということで。。。

もっとたくさんの作家さんの本を読んでいきたいです。