活字中毒ともいうべき、本がなくては
ならない私。

5歳の息子と、3歳の娘がいます。
子供たちお気に入りの本なども
紹介しています。
コメント&TB大歓迎です。

なお、記事と無関係のTBはこちらで削除させていただくことがあります。
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春期限定いちごタルト事件/米澤 穂信
4488451012春期限定いちごタルト事件米澤 穂信 東京創元社 2004-12-18by G-Tools

小鳩君と小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校一年生。きょうも二人は手に手を取って清く慎ましい小市民を目指す。それなのに、二人の前には頻繁に謎が現れる。名探偵面などして目立ちたくないのに、なぜか謎を解く必要に迫られてしまう小鳩君は、果たしてあの小市民の星を掴み取ることができるのか?新鋭が放つライトな探偵物語、文庫書き下ろし。

とっくに読み終わっていたのに、どう感想を綴ればいいのか感想が全く思い浮かばなかった。面白くなかったわけではない。そういうんじゃないのになんだろう。
こんな小説を読んだのが初めてだったからかもしれない。
「小市民」がテーマなんてあまりないもんね。

この本を読んでいると、スウィーツ大好きの私としてはやたらに甘いものが恋しくなる。
とにかくおいしそうなのだ。ホットココアもおいしそうだった。
事件を解決していくが事件そのものがほのぼのしている。
難しい小説を読んだあとなどにおすすめの本。

私の手元には『夏期限定トロピカルパフェ事件』がある。
こちらもどんなスウィーツが登場するのか楽しみである。
名もなき毒/宮部 みゆき
4344012143名もなき毒宮部 みゆき 幻冬舎 2006-08by G-Tools


どこにいたって、怖いものや汚いものには遭遇する。それが生きることだ。財閥企業で社内報を編集する杉村三郎は、トラブルを起こした女性アシスタントの身上調査のため、私立探偵・北見のもとを訪れる。そこで出会ったのは、連続無差別毒殺事件で祖父を亡くしたという女子高生だった。

あ〜久しぶりに宮部作品を堪能させていただいた。
前作の『誰か』の続編である。前作が宮部作品にしては少し物足りなさを感じていた私としては、続編と聞いたときにはがっかりしていた。
しかし、久しぶりに宮部さんが本を出したということで話題沸騰だし、評判もなかなかいいというこで図書館から順番が回ってくるのを心待ちにしていた。

前作はどろどろしたものがないし、かなりあっさりしていた感じがする。
今回はと言うと、メリハリがあっていいのではないか。

杉村さん、どこまで人が好いの。好過ぎるよ。
周りのみんなが心配するように、他人が困っているのを黙って見ていられないのがこの人のいいところでもあるが。

この先は本を読んだ方だけ読んでください。
完全にネタバレしてますから・・・
続きを読む >>
初体験!!ヨガ教室
ヨガやったことありますか?
今日は市でやっているヨガ教室に行ってきました。
無料という言葉に惹かれて・・・・びっくり

本ばっかり読んでると体がなまっちゃいますから、時にはいいもんです。
誘ったお友達は「私、体が硬いから恥ずかしいよ〜」
「大丈夫、大丈夫」って私が励ましていたのに。

誘った私のほうが全然体が曲がらないのにショック冷や汗
こんなにも体が硬かったとはと思い知りました。
斜め前にいたおばさまも出来なくて目が合い、お互いに苦笑い。

お友だちとランチをしたあと、帰ってきてから先生に教わった歩き方を
やってみたらな、なんとこれがモデルになった気分でした。
親指に力を入れて、手のひらは進行方向に向けて歩くんです。
背筋がピンと伸びて、いつも面倒くさくて嫌々だった犬の散歩も心なしか
ウキウキ気分に靴

足の外側に力が入っていると、おばあさんの歩き方になってしまうんですって。
先生がおっしゃるには今日のヨガは、ヨガマットを使ったファッション的なヨガではなく、ヨガマットを使わなくても自分の力で滑らない体勢を保つ、筋肉を鍛える基本的なヨガだそうです。

足の指を組んだり、仰向けになり腹式呼吸をやりました。
足の指を組むと一時的に血液の流れを止めるので、そのあとは仰向けになり手のひらを上に向けリラックスして腹式呼吸です。すると足と手からポカポカしてきます。
冷え性の方おすすめです。

皆さんも実践してみてください。


やっぱり・・・購入そして予約
ついに買っちゃいました。
4796654755ナイチンゲールの沈黙海堂 尊 宝島社 2006-10-06by G-Tools

それにしても、昨日買いに行った書店もうすこしこの本を応援してもいいのではないか。
お店に入るなり青い表紙がど〜〜〜んと山積みになるくらいに置かれているとか。
POPもこの本に出てくる白鳥のように大げさに、おもしろおかしく書いてもいいかもしれない。

だってあのチームバチスタの栄光の名コンビが帰ってきたんだよ。
図書館にリクエストするか迷ったのですが、購入の手配をしているとは考えられないし
リクエスト出しても返ってくる言葉は
「購入するかどうかわかりませんが、一応リクエスト出しておきます」は聞き飽きた。
そんなに待てない。今すぐにでも読みたいが、今読んでいる本をとりあえず読んでからにしよう。

ついでに娘と約束した『ぶたさんとねずみさん』も予約してきた。
子供達がもらった図書カードがあるからせっかくなので、使わせてもらおう。
図書館のいいところはこうして絵本を厳選して購入できるところだなあ。
図書館本
先日、ぶたさんとねずみさんを娘に内緒で返したら、
その晩「どうして返しちゃったの〜悲しい」と号泣。
あまりの泣きように「今度返さなくてもいいように、ぶたさんとねずみさんの本おうちに
買おうね」と約束。

絵本の部屋のじゃじゃままさんのお勧めもあって、図書館でたくさん西川さんの絵本借りてきました。

西川おさむ著
こいぬと10ぴきのおばけ
しろくまのペーター
たぬきのきょうだいオーポンとチーポン
おじいさんと10ぴきのおばけ
かいじゅうずんぐりのピザやさん
昨晩読みましたが、どの本も子供を惹き付けている。
やっぱりこれは買ってもいいかもしれない。


得田之久著

むしたちのうんどうかい
むしたちのおまつり

私が読む本
切れない糸/坂木 司

そして気になる予約順番。
『赤い指』『名もなき毒』2冊とも次は私。
どちらか1冊でもいいから今週中に借りられるとうれしい。
そしたら時間を気にせずゆっくり読めるな〜
(あっ、でも先が気になりゆっくり読めないか)
来週月曜日より10日間、図書館本の整理のためお休みなんです。
昨日借りた本は11月4日返却だって。
ぶたさんとねずみさん/西川 おさむ
4324030715ぶたさんとねずみさん西川 おさむ ぎょうせい 1992-11by G-Tools

あさからばんまで、キーキーとバイオリンのけいこをしているとなりのねずみさん。でもぶたさんは、いっしょうけんめいけいこをしているねずみさんに、どうしてももんくがいえません。あまりのうるささに、ぶたさんはがまんできなくて、たかいヘイをつくりはじめたのですが…。

今の大人社会にありそうなお話。
何年か前にニュースで隣の家のピアノがうるさくて、殺人事件がおきた話があったのを思い出した。

ぶたさんはうるさいうるさいと思いながらも、一生懸命にがんばっているねずみさんにスパゲッティを作って届けている。文句を言えないのはねずみさんがバイオリンの稽古を始める事になりましたと挨拶に来たとき、「いいよ、いいよどんどんやって」なんて言ってしまったから。

最後はとっても円満に収まる話。ねずみさんのバイオリンの音色がとても美しく、ぶたさんはうっとり聞き入ってしまい高い塀にかけたはしごから落ちてしまう。そこから友情が深まる。

この本で何を子供は感じ取るだろうか。文章の長さが私にちょうどいい。
今、毎晩読んでいる本です。
今日の夕食
角田光代さんの彼女のこんだて帖を読んでいたら、外食したくなったので結婚記念日の10月10日ももうすぐということで今、外食して帰ってきたところです。
隣の市にあるおいしいパスタのお店に行ったらパーティーでオープンは7時からということ。もう私のお腹も限界だったので、結婚前に何度か行ったお店に行ってみようという事になり行ってみたらなんとお店の入り口にこんな張り紙が・・・・
20061001_212582.jpg

偶然行ったお店が今日でリニューアルのため閉店だった。なんという偶然、運命を感じてしまった。
パスタ専門店になるということで、楽しみだ。
息子ははじめて来たお店の美味しい料理に舌鼓で
「このお店今日でなくなっちゃうの?」と残念がる。
「お店をきれいにするんだって。楽しみだね」と私。

明日からまた一週間頑張るか。



彼女のこんだて帖/角田 光代
4938508796彼女のこんだて帖角田 光代 ベターホーム協会 魚喃 キリコ ベターホーム出版局 2006-09-01by G-Tools

出版社/著者からの内容紹介
短編小説の名手、角田光代が開いた新しい小説世界は、料理とのコラボレーション。涙あり、笑いあり、そしてふと胸つまるときもある傑作短編15編のキーポイントは「料理」。無骨な男が亡き妻を想いながら作る豚柳川、働きながらひとり子育てをした母が思わず涙したかぼちゃの宝蒸し、恋の痛手をなぐさめたラムのハーブ焼き…。角田光代が小説中に巧みに、鮮やかに描いた料理のレシピをベターホームが再現して、小説と合わせて掲載しました。料理教室を開催し、料理本を数多く出版してきたベターホームのレシピは、「親切で必ずおいしくできる」と定評を得ています。小説で感動したら、さっそくその料理を作って味わってみることができる、2度楽しめる画期的な本です。


今年3位以内に入る(私の勝手なランキングに)本になるだろう。
角田光代さんの本は最初に読んだ本が私には合わなかったから、それ以来遠ざかっていた。この本は最高!!この本を読んでいると実際に作ってみたくなるし、私が家族のために料理を毎日作るということの意味を考えることができた。毎日となると疲れて面倒くさい時もあるし、手抜きになる時もある。だから仕事が休みのときはなるべく手をかけて作ろうという気持ちになってきた。仕事を始めたからメリハリが付いたかもしれない。仕事の日には疲れてとてもできない餃子やコロッケを作るとか、早くからカレーを作っておくとか。その分子供が帰ってきたらゆっくり相手をしてあげようという気持ちも持てるようになった。いかに料理を楽しんで作るかって私の永遠のテーマでもある。いやいや作ったときは気持ちがそのまま料理の味になっている。おいしいのを食べたいから作ったときはご飯がおいしい。そう、私は食いしん坊で食べるのが大好きなのである。

こういう料理と小説のコラボレーションって今までにない世界だろう。ベターホームの本は図書館で新婚当時借りまくり、作りまくった。簡単なレシピと家庭料理の基本的な知識を身につけることができる。

またベターホーム借りてみようかな。そして角田光代さんの本にも触れてみよう。