活字中毒ともいうべき、本がなくては
ならない私。

5歳の息子と、3歳の娘がいます。
子供たちお気に入りの本なども
紹介しています。
コメント&TB大歓迎です。

なお、記事と無関係のTBはこちらで削除させていただくことがあります。
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家日和/奥田 英朗
家日和
家日和
奥田 英朗

奥田さんの本は最近読んでいなかったからカテゴリーにも入っていなかった。
サニーデイ
ここが青山
家においでよ
グレープフルーツ・モンスター
夫とカーテン
妻と玄米御飯

6編からなる短編小説。
どれも物語最初はこの夫婦大丈夫かな〜と心配になり、私だったら離婚するかもと思う
ほどの話だった。しかしラストはどれも新婚の夫婦にはない夫婦の絆を感じるものであった。

夫とカーテンはそのギャップの代表的なもの。
夫、栄一は突然妻の春代に「カーテン屋を始める」と言い出す。
場所は品川駅前。品川エリアの湾岸沿いの新築マンションの建設ラッシュに目を付けたわけだ。芝浦から天王洲までどれも超高層マンションが立ち並ぶ。
新築マンションを買うとちょっと値がはるカーテンが欲しいだろうという事だ。

春代は当初反対をしていた。巧みな話術で信金の融資の話が勝手に進んでしまう。
子供がまだいない夫婦で、春代はイラストレーターの仕事を自宅でこなす。
仕事の期限が迫っているがカーテン屋のオープン準備も手伝う。

この人奥さんに捨てられちゃうんじゃないの?という疑問に駆られたが、カーテン屋も軌道に乗りホッと一安心。
ラストの会話がとっても好き。
春代のイラスト案が浮かばず今晩のおかずを考え栄一に連絡をする。
「今夜、酢豚でいい?」
「うん、いいよ。ピーマン抜きでね」
「子供みたいなこと言わないの。じゃあ、パプリカにしてあげる」
「パプリカって何だっけ」
「そういう野菜。ねえ、お店繁盛してる?」
「してる、してる……」
電話を切ると春代はとても幸せな気持ちになり、キッチンへと向かった。

してるなんてまたウソをついてるんだろうと思って読んでいたら、どうやら本当らしい。
純愛小説にはどうしても手が出ない私だが、こんな愛情小説の世界に久しぶりにどっぷりひたってよかった。


祝!!復活記念
お久しぶりです!!
すっかりご無沙汰しちゃいました。
読書&ブログを充電していました。
地道に本は読んでいたのですが、2,3ページ読んでは寝てしまいそんな生活をずっと
送っていました。仕事と家事の両立が難しくて普通に生活していくのがやっとの状態でした。別にどこか体の調子が悪いというわけではありませんのでご心配なく。。。

仕事の裏話をしましょう。
私はファミレスのフロア勤務なのですが、今の時期は冷房をつけていてもスタッフは汗だくで働いています。料理が冷めないように強いライトを当てるのですがそれがまた暑くって汗
デザート担当になると早く提供しないとアイスが溶けてしまう〜しかし作っても作っても
デザートのオーダーは止まず。気ばかり焦ります。私何時上がりだったかな〜なんて考えながら上がり時間もかなりおしているし。仕事が終わってからお昼になるのですが不思議とお腹がすいたという気持ちにはならず。とりあえず水が飲めれば大丈夫!!脱水症状になりかねませんから。

こんな毎日を送っているものですから、家に帰ってきたらぐったりあせあせ
遅い昼食を摂り、子供達が帰ってくるので大変です。

しかしこうしてブログを再開しようと思ったのも、読んでいた本が読み終わってまたブログにしなくちゃと思い始めたわけです。うう〜んこれが読み終わったら復活しようと決めていたという感じかな。

何を読んだかは第2弾に続きますnext